徳川11代将軍家斉の息女・溶姫が、加賀藩12代藩主前田斉泰と結婚した際に徳川家よりお持ちになった化粧道具。黒塗りの漆に蒔絵で葵の紋がこまかに施されており、徳川の栄華をしのぶことができます。またこの溶姫のために建てられた加賀屋敷の門は、現在東京大学の赤門となっています。