能登の有力農民であり、北前船主でもあった桜井家の持ち舟の舟簞笥。舟簞笥は、船が沈没したときに金銭や文書などを入れて海へ流すもので、岩などにぶつかっても壊れないよう、まわりには鉄金具が嵌め込まれており、頑丈につくられています。