加賀藩の家老であった前田土佐守が深谷の湯につかり持病を快癒したことから拝領した木彫りの前田土佐守家紋。金沢城より2里以内に湯宿の建設が認められていなかった当時、特別に湯宿の建設を認めることのお墨つきの意味合いがありました。金箔で仕上げられた梅鉢紋は、今も落ち着いたかがやきを放っています。